環境問題が業界を問わず世界的な関心を集める中、私達が携わっている日本向け繊維製品は総生産量37億点以上(2016年推計)とも言われています。日本における消費者が果たしてこの総生産量全てを購入しているのでしょうか。
流通在庫や、誰かの手元に届く前に残念ながら処分されてしまう商品があるのも他方の現実です。
この課題に対して、当社は一つの提言を掲げてプロジェクトを立ち上げました。
【モリリンエコプロジェクト〜M・E・P〜】
『地球環境と資源を守り、健康に暮らせる持続可能な社会の実現に貢献する』
〜イトからはじまる、すべてのコトへ〜
をプロジェクトフィロソフィとし、《つかい、つくり、協業し、再利用する》循環型スキームの活用促進を目指します。
他にも環境との関わり、地域との関わりを、社員と共に、持続可能な社会を目指して取り組みを進めて行きます。
当初1900年代初頭に植林事業を始めました。この事業の創設者たちは何年もの間、杉や糸杉を自分で植えて育てるために、荒涼とした丘を開拓してきました。その場所は岐阜県郡上市にあり、それらは、大和地区で71ヘクタール、明宝地区で146ヘクタールに分かれています。
郡上森林組合は管理する山林の一部についてFSC認証を取得しています。 厳しい管理基準が求められるFSC認証林は、郡上市内に2,305haあり、 そのうち当社は217haにおいて、認証を取得しています。
Forest Stewardship Council®(FSC®)は森林の適切な利用と保護のために活動し、国際的な森林認証制度を運営する非営利団体です。
イギリスで生まれたファッションと自転車のイベント「Tweed Run」の協賛を行っております。「The Tweed Run」は、2009年にロンドンでスタートし、ツイード素材のファッションに身を包み、自転車で街を楽しく走るイベントです。現在は、ニューヨークやフィレンツェ、 カナダなど世界各国でも独自に開催されています。日本では、2012年東京が初開催でその翌年2013年に東京及び愛知県で開催され今に至ります。
接続可能な開発のためのアクションを取るべき企業だと自覚し、協力企業と共に実践する、ということ
人種・国籍・ジェンダーの平等の理念・希望の追求こそが具体的アクションにつながる、ということ
繊維商社として素材~製品まで責任を持ち、サステイナビリティの実現に取り組む、ということ
発展途上地域における経済活動の一環として、安定した生産活動を推進する
↓生産活動を通じ、個人所得を安定させることで該当地域の「貧困・飢餓」状況改善の一翼を担う
教育、科学、文化、コミュニケーションの分野から平和のとりでを築くという理念を持つ日本ユネスコ協会連盟維持会員となり、世界寺子屋運動の活動を支援する
異なる文化、あらゆる世代の人権を尊重し、コンプライアンスの重要性を共通認識とする企業との取組み
↓適切な労働環境下で、適切な生活の確保に努める
パートナーシップ企業と共に地球環境に配慮した素材を使用し、適切な生産・加工方法を遵守する
海洋資源・陸上資源を守るために、循環型・環境保全型の素材の使用・開発を促進する
3D Cadを活用した新たなスキームの構築
↓日本の労働人口減少に伴うリスク回避に対応しながら繊維産業、及び雇用の創出に務める